第35回服部智恵子賞授賞者決定
賞創設以来の伝統の日となっている3月3日、バレエ批評家うらわまこと、川島京子、長野由紀、林愛子、三浦雅士の諸氏をメンバーとする選考委員会にて協議の結果、第35回の服部智恵子賞授賞者として新国立劇場バレエ団プリンシパル、米沢唯を選出いたしましたのでご報告致します。
【米沢唯プロフィール】
愛知県出身。塚本洋子バレエスタジオで学ぶ。2006年に渡米しサンノゼバレエ団に入団。10年にソリストとして新国立劇場バレエ団に入団した。11年D.ビントレー『パゴダの王子』で初主役を務め、13年プリンシパルに昇格。初演した主な役にはW.イーグリング『眠れる森の美女』オーロラ姫、C.ウィールドン『不思議の国のアリス』新国立劇場初演でのアリス、森山開次『竜宮 りゅうぐう』プリンセス亀の姫などがある。04年全国舞踊コンクールジュニアの部第1位、04年ヴァルナ国際バレエコンクールジュニア部門第1位、05年世界バレエ&モダンダンスコンクール第3位、06年ジャクソン国際バレエコンクールシニア部門銅賞など国内外のコンクールでの受賞歴多数。14年中川鋭之助賞、17年芸術選奨文部科学大臣新人賞、18年舞踊批評家協会新人賞、19年愛知県芸術文化選奨文化賞、20年芸術選奨文部科学大臣賞、橘秋子賞優秀賞受賞。
■ 資料提供:新国立劇場バレエ団
新国立劇場バレエ団“白鳥の湖” 撮影:鹿間隆司