公益社団法人日本バレエ協会

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「バレエ検定」(筆記式検定)について 

昨今の加熱気味のバレエ・コンクール・ブームの弊害でしょうか、特に若い皆さんの間に自分が踊ることには興味があるけれど幕物バレエを全幕観るのは退屈、バレエの歴史や時代背景などには全然興味が無い、という好ましくない風潮が広がりつつあります。と同時に、バレエに関する誤った知識や用語の使い方が定着しつつあるというゆゆしき問題も発生しております。

バレエは技能を競うスポーツではなく、また特にクラシック・バレエはヨーロッパの長い歴史の中ではぐくまれてきた伝統的な舞台芸術です。従ってバレエの歴史や構成を知らずして、つまりバレエの本質的な部分を理解せずして真のバレエ・アーティストには成長できません。また誤った知識で育った者が指導者になった場合、誤った知識が更に伝播されてしまうというさらに重大な事態を引き起こしかねません。

そこで日本バレエ協会では、バレエに関する正しい知識を楽しく身につけて頂くために、バレエ作品、バレエの歴史、バレエ音楽、バレエ用語などについての知識を計る検定を実施しております。

問題はクイズ形式の解答4択で、4級から1級まで難度によって分かれており、年齢、ご職業等一切問わずどなたでも挑戦して頂けます。

出題者:薄井憲二(日本バレエ協会会長)/山野博大(バレエ評論家)/福田一雄(バレエ指揮者)/長野由紀(バレエ評論家)/米田ゆり(バレエ・ピアニスト)他